あらすじ
僕はその能力を『チョイス』と呼んでいる。
なんの前触れもなく突然、目の前に選択画面が出現する。
たとえば、朝目覚めると
1・二度寝をする。
2・起きて出掛ける準備をする。
3・今日は休みますと会社に電話する。
という選択肢が現れる。
その中から必ずどれかを選ばなければならない。
一度選んでしまうとその通りに体が勝手に動いて行動する。
こんな変な能力が僕にはある。
この能力のせいで僕は色んな人に迷惑を掛けた。
そんな僕のスマホに店で働くバイトの子から電話があった。
「店長を殺しちゃった」
そう彼女は言った。
慌てて彼女の家へ向かうと、そこには言葉の通りに仰向けに倒れる店長の姿があった。
そこでチョイスが出現してしまい、僕は彼女を連れて逃げる選択肢を選んだ。
とりあえず自分の家に連れて来たのだが、やはりそのままにしておくのはまずいと言って、彼女は出て行ってしまう。
再び彼女の家に戻ったのだが、そこにあったはずの店長の姿が消えていたのだ。
店長は生きていたのか?
それとも誰かが死体を運び出したのか?
僕と彼女は店長の行方を追うことになる。