あらすじ
現代日本から異世界へと召喚された青年・アサヒ。
しかし、彼の持つ規格外の神聖力は魔力測定器をショートさせ、黒く濁らせてしまったため「偽物」の烙印を押されてしまう。
身勝手な王子によって極寒の地「フロスト帝国」へと追放されたアサヒだったが、雪原で倒れていたもふもふの子犬(実は巨大な神獣)を助けたことで運命は一変する。
アサヒを拾ったのは、冷酷無比と恐れられる美しい氷の皇帝・レオンハルト。
しかし、彼は不器用なだけで、実は誰よりも深い優しさと孤独を抱えていた。
アサヒの温かな力は、凍てつく帝国に奇跡の青い花を咲かせ、永遠の冬を春へと変えていく。
そして、孤独だった皇帝の凍りついた心をも溶かしてしまい――。
「もう二度と、誰にもお前を傷つけさせはしない」
かつて自分を捨てた国が瘴気に呑まれて破滅していく中、アサヒは氷の皇帝ともふもふ神獣に溺愛され、永遠の春を生きる。
心温まる異世界BLファンタジー、開幕!
【登場人物紹介】
◆アサヒ
現代日本から異世界ルシエンに召喚された青年。
黒髪に黒い瞳を持つ。
穏やかで心優しい性格。
規格外の神聖力を秘めているが、魔力測定器が機能しなかったため偽物扱いされ、雪国へと追放された。
動物が好きで、特に神獣ルークには甘い。
◆レオンハルト
極寒の地フロスト帝国の若き皇帝。
銀糸のような髪と氷のような青い瞳を持つ。
冷酷無比な氷の魔法使いとして他国から恐れられているが、実際は口下手で不器用なだけ。
動物を深く愛しており、アサヒの温かな性質に次第に心を開いていく。
◆ルーク
フロスト帝国の守護神獣。
普段は真っ白でふわふわな子犬のような姿をしているが、戦闘時や主の危機には巨大な銀狼へと姿を変える。
雪の中で倒れていたところをアサヒに助けられ、以降アサヒにべったりと懐いている。
◆エドワード
第一王子。
アサヒを召喚し、偽物と決めつけて追放した愚かな王太子。
見栄っ張りで自己中心的な性格。
本物の聖女の力を見抜けず、後に国を瘴気で滅ぼす原因を作ることになる。