あらすじ
ゲームで死ねば、現実でも死ぬ。
しかもゲームで得た力は、現実にまで持ち帰られる。
世界初のフルダイブMMORPG《Elysion Break Online》に、富士樹海の異常をきっかけに巻き込まれた大学生・九條透真。
正規ルートではなく侵入した彼が落とされたのは、始まりの街ですらない閉鎖済みの旧礼拝堂だった。
そこで手に入れたのは、生産職のハズレ枠と呼ばれるスキル【解体】。
だがその力は、ただ物を壊すだけではない。構造を見抜き、綻びを捉え、ときには能力そのものすら断ち切る。
壊れ始めたゲーム世界。侵食されていく現実。
その狭間で、最弱扱いされたスキルだけが、誰よりも早く“世界の綻び”へ届いてしまう。
※本作はカクヨムにも掲載しています。