あらすじ
男爵家の次男でしかないユリウスは、聖女エリシアに招かれて出席した夜会で、貴族令嬢たちに嘲笑される。
だが、彼をかばった聖女はその場で「大切な方」と言い切る。
その数日後、ユリウスを侮辱した伯爵家の領地から祝福が失われ始める。
「私の大切な方を傷つけたのですよ?」
穏やかで慈悲深いはずの聖女は、ユリウスのことになると加減を知らない。
しかも彼女は、昔どこかでユリウスに救われたことがあるらしく——。
身分差、執着、ざまぁ、そして激重な純愛。
平凡な男爵令息と、彼を守るためなら王家にも牙を剥く聖女の物語。