あらすじ

土門武揚。 見た目は、少し根暗な中学生。 小樽のパティスリー『シノノメ』で働く彼の正体は、あやかしの烏天狗である。 (ちなみにオーナーシェフは陰陽師、先輩スタッフは猫又なので、武揚の正体は公認) 大正7年、小樽。 天狗山で、1人の少年が姿を消した。 彼の名前は、久原(くはら)武揚。 豪商・久原家の四男。 その事件は『天狗山の神隠し』として、後の世に語り継がれる事となる。 しかし、神隠しに遭った後、武揚は死んだわけではない。 あやかし達の集う寺子屋で、あやかしに囲まれて過ごしていたのだ。 彼女と、そして友との出会い。 かけがえのない日常。 そして、喪失。 ライラックの香りに誘(いざな)われ、武揚は過去へと思いを巡らせたーー。 これは、かつて人間だった少年が、あやかしになるまでの物語。 ※パティスリーシノノメシリーズのスピンオフではありますが、本編未読でもお楽しみ頂けます。 ※一部、未成年飲酒のシーンがありますが、作者に当該事象を肯定する意図はなく、また、あやかしの酒盛りに人間のルールを当てはめるのは、ナンセンスの極みかと思いますので、何卒大目に見てくださいませ。

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カクヨム
カクヨム2026/04/06
  • 現在の作品ライラックの咲く頃に