あらすじ
度重なる戦乱と政治の腐敗のため、橘花国は侯爵・那岐山龍守によって滅亡の淵に立たされていた。先々帝の第一皇女翠蓮こと織瀬は、龍守のもとで囚われの身となっていたが、龍守に恋慕する異母妹・第二皇女紅蘭の手で毒殺されてしまう。これでやっと苦しみから解放される──。不本意ながらも己の死を受け入れる織瀬だったが、目覚めるとなぜか一年前に戻っていた。
今ならばまだ、橘花国を救う術が見つかるかもしれない。その為には、国家に忠義を尽くしてくれる実力者を味方につける必要がある。織瀬が国の命運を託したのは、前世の仇敵・那岐山龍守だった。
*
作中で登場人物たちが漢詩や和歌を詠む場面がありますが、それらは全て既存作品からの引用もしくは既存作品を参考にしたものです。
以下に参考文献を記載します。(随時追加します。)
【参考文献】
・中西 進『万葉集 全訳注原文付』全4巻別巻1巻 講談社
・市川 桃子『曹操全詩 『三国志』英雄の歌』 明治書院
*
こちらの小説は、「小説家になろう」にも掲載しています。