あらすじ
ツィーラは、異世界の神と人の記憶を宿した「人魔融合生命」として目覚めた――セクンダの記憶を抱え、家族を奪った奴隷商を追うために戦いに身を置く事を誓う。守りたい者がある。奪われた者を取り戻す絶対的な決意が白銀の髪を血に染める。一方、奪われた側の兄アルドも、幼き弟妹を盾に取られ苦渋の囚われ生活を送る。戦乱の最中、なんとか弟妹を逃がすが逆に仇となりローエン一家は散り散りに。長瀬という謎の魔力体と、二柱の神(Voy‑Ⅰ/Ⅱ)の導きを得て、ツィーラは仲間を集め、血と裏切りに満ちた森へと踏み込む。救出と復讐、そして「元の世界へ戻る」ための代償。家族を取り戻した先に待つ真実と選択が、彼女をさらに強く、残酷な戦鬼に変えていく――命を賭した旅の序章が、どこかで聞いた世界、カルラディアの空から始まる。