あらすじ
女が憲兵になんかなれるわけがない──
女の子がたった一人で憲兵の世界に飛び込むお話
初めまして、干乃 朔 (かんの さく)です。
私が伝えたいのは、立場で人を見るなよという事です。
とりあえず、第一節に登場する人物の紹介をさせて頂きます。
第一管区第三部隊
三條慎一(サンジョウシンイチ)
准士官(分隊長のようなもの)。27歳。剣の達人。同じ部隊の後輩からは「頼りになる兄貴分」として慕われている。
矢花春樹(ヤバナハルキ)
一等下士官。21歳。家族思いの性格で実家は小料理屋を営んでいる。普段は倉崎と行動している。
倉崎雅文(クラサキマサフミ)
一等下士官。21歳。子供っぽい性格で空回りすることもしばしば。普段は矢花と行動している。
第一管区第二部隊
郷名孝俊(ゴウナタカトシ)
第一管区第二部隊の准士官。27歳。堅実な性格。三條とは子供の時からの親友。
第一管区第一部隊
須黒渉(スグロワタル)
第一管区第一部隊の准士官。28歳。どんな任務もそつなくこなし、腕はいいが非情な性格で周囲からは孤立している。
料亭「矢花屋」
東京の郊外にある老舗の小料理屋
矢花トミ(ヤバナトミ)
矢花屋の女将。春樹、千香の母。誰にでも分け隔てなく接する芯の通った女性。
矢花千香(ヤバナチカ)
17歳。矢花春樹の妹。ひたむきなで性格で母親に似ているが、少し世間知らずな部分もある。
矢花純一郎(ヤバナジュンイチロウ)
矢花家の当主だった。10年前にある事件に巻き込まれて亡くなっている。