あらすじ
家事もできない、頼りなくてずるい牧師ルカ。
彼は、孤児の私を育ててくれた大切な人で――初恋の相手だった。
けれど「預けられている子ども」からの告白は、受け入れてもらえるはずもなく。
だから十八歳になった私は、彼から離れるために縁談を受けた。
――なのに。
お見合いの席に現れた彼は、私を奪って連れ去った。
「リアナ、僕から離れたいなら今ここで言って?」
優しい顔のまま、逃げ道を与えるふりだけして――その手は少しも離してくれない。
年上の保護者が理性で押さえ込んでいた、独占欲と執着。
「本当は、最初から逃がす気なんてなかったのかもね」
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