あらすじ
マルスティア大陸の強国の一つある武と栄光を渇望する王国、ファルシオン王国。
ファルシオン王国の第二王女であるアリシアは、魔力を持たないが故に周りからは疎まれており、姉からは陰湿な虐めを受けていた。そんな境遇の中で、唯一の友人である子狐のフロルだけが心の支えであった。
ある日、父親である国王により辺境沿いにある『未開拓地』と呼ばれる禁断の地へ向かうことになるが、姉のエリシアによる策略によって『未開拓地』の森の中に置き去りにされてしまう。
途方に暮れるアリシアの前に、奇妙な服装を纏い、深手を負った青年と遭遇する。青年を助けようとした時、アリシアは不思議な声に導かれて謎の力を覚醒させ、青年の傷を治してゆく。
戸惑うアリシアに、目を覚ました青年が声を掛ける。
「自分は空閑隼人(くがはやと)、日本国陸上自衛隊三等陸尉です」
青年の正体は、アリシアの祖国と戦火を交えている異世界(日本国)の兵士(自衛官)であった。
これは虐げられてきた王女と、陸の防人との出会いと始まりの物語。