あらすじ
幼い頃、交わした約束。
指輪を渡して、「ずっと一緒にいる」と信じていた。
けれど、その約束は突然終わった。
何も告げられないまま、彼は姿を消した。
──それから数年。
高校生になった仁科の前に現れたのは、
見知らぬ転入生・嵯峨。
強引にキスをされ、屋上に閉じ込められ、
「思い出すまで帰さない」と告げられる。
理解できないはずなのに、どこか引っかかる違和感。
そして、ふとした仕草に重なる、あの頃の面影。
──「忘れた?」
再会は、優しくなんかない。
それでも、あの日の約束は確かにそこにあった。