あらすじ
終末世界で死んだ俺が転生したのは、自然あふれる夢の異世界!
青空! 草原! 海! うますぎる空気!
やった、今度こそ平和にのんびり暮らせる――と思ったら、
「お帰りなさいませ、魔王陛下」
……誰が?
なんと俺、この世界で人類の敵と恐れられる“最強魔王”になっていたらしい。
配下は美少女や強すぎる側近だらけ、しかも軽く力を使っただけで山が消し飛ぶ始末。
いや怖い怖い、こんな物騒な力いらないから!
俺はただ、畑を耕して、うまい飯を食って、静かに暮らしたいだけなんだが!?
けれど、そんな俺の発言はなぜか全部、
「陛下の深謀遠慮」
「新たなる侵略計画」
「世界支配への布石」
として受け取られてしまう。
畑を作れば「兵站戦略!」
風呂を作れば「地脈掌握!」
商売を始めれば「経済侵略!」
違う、そうじゃない。
全部スローライフのためなんだが!?
最強の力を持ちながら、やりたいことは平和な暮らしだけ。
なのに周囲が勝手に持ち上げ、勘違いし、世界まで巻き込んでいく。
これは、滅びを知る元“最後の人類”が、今度こそ穏やかな日常を手に入れるために頑張る、勘違いだらけの魔王スローライフファンタジー!