あらすじ
「カナタ様、お顔が真っ赤ですよ? きっと記憶を失った不安のせいで、お熱が出てしまったのですね……」
目覚めた時、15歳の少年・カナタには何も記憶がなかった。
親も兄弟もいない天涯孤独の身。しかし、目の前には彼を「宝物」のように崇め、献身的に尽くす美しい保護官・葵と、メイドの凛がいた。
この世界では、希少な男性を世話し、支えることは女性にとって最大の「名誉」。
働く必要も、お金の心配もいらない。ただ、彼女たちの溢れんばかりの慈愛を受け入れ、健やかに過ごすことだけがカナタの役割だった。
しかし、思春期真っ盛りのカナタには、誰にも言えない秘密がある。
至近距離でお世話を焼かれ、無防備な肌を晒されるたびに、体の一部が正直に熱を持ってしまうのだ。
「これは病気じゃない、男の子の本能なんだ!」
そう叫びたいけれど、彼女たちはそれを「成長の痛み」や「ストレス」だと勘違いし、さらに密着した「手当て」を始めてしまい——!?
他の男性たちが女性を拒絶し牙を剥く中で、一人「下心を抱いてしまう自分」に罪悪感を覚えながらも、カナタは自分を愛してくれる彼女たちのために、一歩ずつ自立への道を歩み出す。
甘くて、エロくて、どこまでも優しい。
赤面必至の逆転世界サクセス(?)ストーリー、開幕!