あらすじ

これといって打ち込めるような何かがない石守英太は将来に漠然とした不安を抱えて目的地もなく深夜の都心に自転車を走らせていた。新宿にたどり着いた英太はそこで謎めいた石を拾う。魔法に似た力を行使する量子結晶との出会いが英太を『失われた資産《ロスト・アセット》』を盗み奪い合うアンダーグラウンドな競技、レイドの世界へと引き込んでいく。同じ学校に通う片梨桔花にノクターナルに入るよう強引に勧誘された英太は成り行きでライバルチームのレムナンツ・ハンズとして渋谷で開催されるレイドに参加する。地下に隠された古い教会に侵入する複数のレイドチーム。だがそこは銃弾の通じない謎の男たちや幽鬼が待ち構える伏魔殿だった。待ち伏せる敵を倒しつつ侵入を拒むギミックを解除して奥へと進むノクターナルとレムナンツ・ハンズ。その最奥部には人外の化け物へと変貌を遂げる狂信者がいた。多くの人間の苦痛を集めて自らの力と成し高次存在へ進化することをもくろむ灰羽派の怪人を協力して倒したノクターナルとレムナンツ・ハンズの前に別のレイドチームOZのドローン群が現れロスト・アセットをかっさらっていく。だが英太の胸に去来するのは悔しさよりもレイダーたちの機転に対する感心だった。自分もレイダーになりたいのだろうか。巻き込まれて参加したレイドを振り返り自らの思いがどこにあるのか探る英太に口封じを目論む桔花の魔手が迫る。すんでのところでレムナンツ・ハンズの仲間に助けられた英太はまたも成り行きで次のレイドに参加することになる。国立国会図書館の地下深くにあるという禁書庫に潜入し、とある本を焚書する。このレイドの勝利チームが英太をメンバーとして迎える。チーム同士の意地をかけたレイドが行われる。近代的なセキュリティをかいくぐって禁書庫にたどり着いた2チームだったが、勝利はノクターナルの手に。英太はノクターナルに所属しレイダーの世界に身を投じることを決意する。

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カクヨム
カクヨム2026/04/05
  • 現在の作品アーバン・レイダース