あらすじ
転校生・アビィは、感情をあまり表に出さず、他人と距離を置くことを選んできた少女。
春、新しく編入した3年A組でも、必要以上に関わらず静かに過ごすつもりでいた。
しかし、そんな彼女に興味を持ったのは——人懐っこく距離感の近いクラスメイト、アムネ。
初対面から遠慮なく話しかけてくるアムネに対し、戸惑いながらも無難に受け流すアビィ。
だが、アムネの語る「バイク」や「怪獣」と呼ばれる友人の存在に、アビィはわずかな興味を抱いてしまう。
関わらないはずだった日常に、少しずつ入り込んでくる他人。
それは、アビィにとって避けてきた“変化”の始まりだった。
——これは、距離を取る少女と、距離を詰める少女が出会い、
静かに何かが動き出していく、学園の日常の物語。