あらすじ
幸せってなんですか?
――それを、あなたは最後まで肯定できますか。
霊災対策庁。
そこでは、人の「想い」が形を持った災害――霊災が処理されている。
祈願士として活動する祭は、
仲間と共に、救われなかった感情と向き合い続けていた。
対話か、破壊か。
正義か、後悔か。
誰かを救うために、
誰かを切り捨てる選択。
その決断の先にあるものが、
本当に正しいのかも分からないまま――
それでも、祭は進み続ける。
そして、その傍らにはいつも、
幸せを信じて疑わない少女がいた。
これは――
一人の少年が選び続けた物語と、
一人の少女が確かに幸せに生きた証の物語。