あらすじ

夜が怖い少年、仄見秋仁(ほのみ あきひと)は中学時代の修学旅行で醜態を見せてしまい居場所を失ってしまう。  逃れる様に東京で一人暮らしを始め高校に通う仄見は、お金の為に早朝のコンビニバイトを始めるが成績や授業態度はボロボロ。折角始めたバイトですら失いかねない始末。  そんな折にバイト先の店長の企みにより、夕方勤務を行うことになった仄見がバイトを終えた帰り道、仄見は見慣れた制服姿を見つけ、その後を追い掛ける。  そこに居たのは同じクラスの優等生、浦底皓子(うらそこ こうこ)。彼女は浄霊師で、霊を祓うためにその場を訪れていた。  霊に取り憑かれそうになった仄見は皓子によって助けられ、彼女と従姉妹の天海宵子(あまみ しょうこ)の家で霊の存在をレクチャーされる。最初は拒絶する仄見だったが、次第に人間の想念の塊=霊がこの世にあり、自分がその存在を感じ取れるのだと受け入れる。  助けられた仄見は恩を返す為彼女達の仕事を手伝うと申し出て、その日から奇妙な関係が始まる。  浄霊に同行する中で、仄見は夜の恐ろしさと愉しさ知る。  しかし強力な霊が放つ悪意に耐え切れず失神してしまうこともあり、落ち込む彼を労おうと、宵子はある日デートと称してビーハイブパークという遊園地に誘われる。  実は浄霊のついでのデートであったが仄見は楽しい一時を送り、フィナーレを迎えようと花火を見ている途中に上級霊が現れる。  仄見しか感じられない距離にいる上級霊は直接的な危害を加えてこないが、ビーハイブパークに集まった情念を吸い込み、強大になっていく。  宵子は上級霊の成長を止めて打ち払うべく、仄見の心に皓子が同調する事で、上級霊を観測し、倒す作戦を立てる。仄見の魂との繋がりを得た皓子のお陰で作戦は成功。  大きな事件が終わった後も続く日常の中で、今後も浄霊への同行を続けるのか問われる仄見。情けない想いを吐露しながら、続けていくと皓子に宣言する。

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カクヨム
カクヨム2026/04/05
  • 現在の作品少年少女、夜を往く