あらすじ
契約がすべてを支配する世界。
魔法も職業も、国家さえも――すべては「契約」で成り立っている。
だが少女セラ・クロフトは、生まれつきあらゆる契約を崩壊させてしまう“契約不履行体質”だった。
契約できない者は、この世界では生きていけない。
――そのはずだった。
崩壊した契約の残滓を観測し、再構成するスキル《条項再定義》。
それは、失われた契約を“新たな条文”として書き換える力。
組合契約を改変し、国家条約すら書き換えた少女はやがて知る。
この世界のルールは絶対ではなく、“書き換えられるもの”だと。
王室、国家、そして神との契約。
すべてを相手に、少女は一行の条文で世界を塗り替えていく。
「ルールは破るものじゃない。書くものだ」
契約に縛られた世界で、
契約によって自由を証明する少女の、ルール改変ファンタジー。