あらすじ

生徒会の仕事にクラスの係、頼まれごとは断れず、いつも誰かのために動いてしまう守本。 放課後の教室で山積みの仕事に追われていた彼に、幼なじみの村木が突然言い放つ。 「このまま一緒に逃げちゃおうか」 ふざけているようで、どこか本気の響きを持つその言葉。 軽口を叩きながらも、守本の疲れを誰よりも敏感に察している村木に押され、 守本は“今日だけ”と逃避行に付き合うことにする。 ファストフード店での他愛ない会話。 夜の公園で交わした、いつもより少しだけ深い本音。 突然の雨宿りで近づいた距離。 そして、村木がぽつりと漏らした「守本のことが好きだ」という想い。 逃げた先で気づいたのは、 守本がずっと抱えていた「頼られるばかりで、誰にも頼れない自分」 そして、 村木がずっと抱えていた「守本を支えたい」という気持ち。 「明日、一緒に叱られような」 雨上がりの帰り道で交わしたその約束は、 二人の関係が確かに変わったことを静かに示していた。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/04/05
  • 現在の作品愛の逃避行とか言ってみたい