あらすじ
異世界――ラティルーナ。
そこは、52の神具と四聖女によって維持された世界。
しかし今、外なる異界《ラムダナトゥ》の侵食により、世界は静かに崩れ始めていた。
現代日本から突如として転移した少年、藤堂朔夜。
彼は目覚めと同時に、番外神具《夜叉》の適合者となる。
だがその身には、本来存在するはずのない“異物”――
ラティルーナの負の象徴、《禍魂》の一部《ノクシア》が宿っていた。
神具を破壊し、能力すら封じる異質な力。
神具とダナト、両方に適合する特異な存在。
世界の均衡を守る四聖女。
神具を巡る戦い。
暗躍する秘密結社《七夜の帳》。
そして、世界を侵食する存在《ダナト》。
やがて朔夜は知る。
この世界そのものが、“不完全なもの”であることを。
そして自分が――その均衡を崩す“例外”であることを。
夜を宿す者(ジョーカー)が、運命を切り裂く。
これは、52の神具と、月へ至る物語。