あらすじ
「この世は壊れている…」
黒渕湊(くろぶちみなと)は生まれつき人や動物がズレて見えていた。他人とは見ている世界が違う、そんな自分に鬱陶しさを感じていた。
そんな時、親の都合で転校した学校の中庭でズレてない少女、白峰しおり(しらみね)と出会い、思わず話しかけてしまう。
「ズレてない…」
「…?なんか面白いね君。」
完全に転校初日でやらかしてしまったと思ったのも束の間、帰り道この世のものとは思えない異形に襲われてしまうが助けてくれたのは、ズレてない少女しおりだった。
「妖怪、もしかして見えたりする?」
…やっぱり、この世は正しいようで怪しく壊れていた。