あらすじ
施設で育ったカイトという少年が、あるおばあさんの家に養子として迎えられることになった。家の裏にはおばあさんが手を尽くした美しい庭園があり、カイトは来たその日から庭園の手入れをするよう言いつけられ、おばあさんに指導されながら花を育てる日々を送ることになった。
カイトがおばあさんの家に来てすぐに、同じ町に住むミノルという少女に出会う。ある日彼女は自分の弟を連れておばあさんの庭園にやって来た。それを機に二人はよく庭園に遊びにくるようになり、カイトは二人の姉弟と仲良くなっていく。
カイトは姉のミノルに会った時から惹かれ、いつしか彼女に対し、恋心に似た感情を抱くようになる。
やがておばあさんが亡くなり、カイトは一人になってしまうが、おばあさんが残してくれた庭園があったおかげで穏やかな日々を送ることが出来た。
しかし、ある時を境に二人は庭園に来なくなる。心配したカイトは二人に会いに行くが、やっと会えた彼女から聞かされたのは、弟が殺されたという悲しい知らせだった。
間もなくして、姉のミノルが弟を殺した犯人を殺めてしまったと言って、嵐の夜に突然カイトのもとに訪れた。カイトはミノルの罪を何とか隠したい一心で……。
カイトが選んだ未来の先とは。
純粋で忠実なアンドロイドたちの、儚くも切ない物語です。