あらすじ
日本のどこかにある都市、縄島。
その地を走る縄島鉄道で働く同期の運転士・佐倉仁十と車掌・霜月星華。
日々の業務をこなし、列車を安全に運行する――
ただ、それはあくまで表向きの平穏に過ぎなかった。
小さな違和感、噛み合わない記録、誰も気に留めない列車のズレ。
それらはやがて、縄島に潜む“ある過去”と、
ふたり自身が抱えてきた傷へと繋がっていく。
日常のレールの上で過ごしていた彼らの運命は、
知らぬ間に歪み、やがてその先で待つ“ある存在”の影に触れることになる――。
静かな日常の奥に潜む闇。
守りたいものと、真実の間で揺れる心。
――同じレールの上で、
それでも、進む先は選べるのか。