あらすじ
悪役令嬢が断罪され、すべてを失った“その後”。
国外追放された彼女は、辺境で「一生、従者として働く」だけの人生を与えられていた。
美しさを理由に利用される未来も、すべて“正しい選択”として受け入れる――はずだった。
そんな彼女の前に現れたのは、悪役令嬢オタクの少女・ミーナ。
「それ、つまんなくないですか?」
畑に連れ出され、土を触り、野菜を引っこ抜き、釣りに行く。
何の意味もないような時間の中で、彼女は初めて“自分で選ぶ”感覚を知っていく。
――綺麗な服を着て、何不自由なく生きることは、本当に“生きている”と言えるのか。
与えられた人生ではなく、自分で選ぶ人生へ。
これは、壊れたままの悪役令嬢が、
「自分の幸せ」を取り戻していく物語。
(ただし畑で)