あらすじ
宇宙には、“見ている存在”がいる――。
トシノリとルルは、星々の歪みを辿る中で、
やがて“観測者”と呼ばれる存在に辿り着く。
それは、宇宙をただ観測するだけの存在ではなかった。
人の選択を読み取り、未来を“最適化”する者たち。
気づいた時には、すでに遅い。
トシノリは観測者に“選ばれ”、
存在そのものを分離されてしまう。
残されたルルは、初めて“感情”を露わにする。
「返して」
その一言から始まるのは、
観測というルールそのものを壊す戦い。
選ばれた未来か。
それとも――選び続けた未来か。
これは、
運命に抗い、“観測の外”へ踏み出した二人の物語。
そして――
すべてを終えた先に、
彼らが選んだ答えとは。