あらすじ

あらすじ 能力者社会十年目。 神様からチートスキルを提示された俺は、仕様書の開示を求めてブチ切れられ、代わりに黒い立方体を「投げつけられた」。 それは一見ただの地味スキル――だが、座標に固定され、決して壊れず、絶対に動かない“バグみたいな何か”だった。 俺はそれを、ひたすら検証した。 出して、消して、出して、消して。 回数を重ね、条件を洗い、使い道を積み上げる。 やがて分かる。 これは火力じゃない。 選択肢を奪い、状況そのものを固定する“罠”だ。 そして同時に、世界の方も崩れ始めていた。 深層の異常。 削れ切った余白。 ダンジョンを中心に発生する同時多発地震。 ――来る。 だから、先に終わらせておいた。 検証を。 準備を。 逃げるための条件を。 結果、世界が荒廃したあとも、俺の生活だけは変わらない。 水がある。 電気がある。 飯がうまい。 ただそれだけのために、今日もまた黒いキューブを出して、消す。

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小説を読もう2026/04/04
  • 現在の作品神様に投げつけられた地味なバグスキルを限界まで検証した俺だけ、荒廃した東京で今日も飯がうまい