あらすじ

評価に届かなかった絵が、異世界で「好き」になった。 高校一年生の木村桃絵は、絵を描くことが好きだった。けれど美術コンクールでは、いつも「入選」止まり。落選ではないが賞にも届かないその評価に、桃絵は少しずつ自信を失い、スケッチブックを開くことさえ怖くなっていた。 ある日、帰り道の交差点で風にめくれたスケッチブックを追った瞬間、桃絵は見知らぬ丘の上に立っていた。そこは石造りの家が並ぶ小さな村リネラ。村長エルデの家に身を寄せることになった桃絵は、寡黙な木工職人の少年ルカと、小さな精霊ミリィと出会う。評価も順位もない世界で、桃絵はもう一度スケッチブックを開き、好きだから描く絵を取り戻す小さな村の物語。

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小説を読もう2026/04/04
  • 現在の作品色のない世界に、絵を描く ―スケッチブックから始まる異世界の村暮らし―