あらすじ
一翻市(いちはんし)にある魂天神社。そこで行われた、猫耳少女・一姫によるデタラメな儀式によって、一人の少女が召喚された。
記憶を失い、自分の名前すら思い出せない私の武器は、指先に刻まれた圧倒的な「牌の感触」だけ。
喋る猫、喋る犬、腹ペコの幼龍、月宮のお姫様――。
非常識が常識としてまかり通るこの街で、彼女は一姫の神社に居候しながら、牌を通じて絆を紡いでいく。
しかし、彼女の正体はただの迷い子ではなかった。
これは、一人の居候少女が数多の対局を経て、やがて世界に春を呼ぶ「春の女神」として崇められるようになるまでの、長くて賑やかな奇跡の記録。