あらすじ
「……離れるのはダメ」
引きこもり天才姫が、俺にだけ懐いている。
政治家に罪をなすりつけられ、自暴自棄でさまよっていた俺・久遠蓮は、怪しい女にスカウトされ気づけば異世界にいた。
神託を受けた瞬間、自動書記が暴走。周囲が凍りつくなか、俺だけが冷静だった。
引きこもり天才姫・イリナは、その記録を読んで自分から部屋を出てきた。それが俺たちの出会いだった。
「レン、馬鹿なの?」
毒舌全開、でも離れられない。
知識は完璧、でも震えが止まらない。
俺の頭に浮かぶ数字が、彼女を少しずつ動かしていく。