あらすじ
【第一幕完結】屍の皇 (かばねのおう)| The Steam Blade Rebellion【全話挿絵付き】
「虚飾の世界を壊すのは『神の意思』か、それとも『自らの選択』か──」
天上界「高天原(たかまがはら)」。
そこは中央演算「アマテラス」が全てを調律し、下層からの搾取によって築かれた、一点の曇りもない白磁の檻。
主人公である皇太子・カケルは、奪う側としての安寧の中で、出口のない閉塞感に苛まれていた。
一方、その搾取の鎖を断ち切るべく、廃棄ダクト「黄泉比良坂(よもつひらさか)」から死地へ飛び込む影があった。
下層界「葦原中国(あしはらのなかつくに)の名前を剥奪された少年、UNIT-08。
アマテラスのシステムエラーが引き起こした、偶然の邂逅。
異質な少年との交流は、カケルの心に「自分の意思」という、楽園最大のバグを芽生えさせていく。
しかし、教育係・琥珀は、太陽を汚す異物の存在を決して許さない。
管理された正義が、牙を剥いて二人を追い詰める。
これは、偽りの平穏を焼き尽くし、泥濘の中で「人間」としての鼓動を取り戻す反逆の物語。
※コミカライズを意識した重厚なバトルと、日本神話×スチームパンクの独自世界観をお楽しみください。