あらすじ
これはきっと、貴方の想像している物語ではない。
そして、貴方の求めている物語かもしれない。
貴方がまだ、あの頃の幻想を探しているのなら。
記憶の無いフィーノが目を覚ましたのは、魔王城と呼ばれる建物の地下だった。
頭の中から語りかけてくる奇妙な存在、そして謎の少女の助力により脱出を果たすと、フィーノは自身の記憶を取り戻す旅に出る。
救国の英雄の再来。『聖王』の写し身として。
失くしたものは過去。手に入れたのは規格外の身体と、数値を操る異様な能力。
記憶の鍵は伝説の武具。旅路に差す魔王軍の影。
傍らには、頼もしくも頼りない三人の仲間。
一人は、 ――短慮にして猪突猛進、突撃と食事しか頭に無い脳筋。
一人は 、――達観した物言いで煙をくゆらせながら、ふらりと何処かへ消えてはいつも迷子になる方向音痴。
一人は、 ――時も場所も構わず息をするように呑む、誰も素面を見たことがない重度の酒浸り。
『聖王』フィーノの素性に秘められた謎とは。
異世界転生の真相とは。
それらを追ったり特に追わなかったりしつつ、彼ら彼女らは新たな武具と美味を求め大陸各地を巡り、時折魔王軍とやらと戦う。戦わなかったりする。
架空の歴史と架空の飯が貴方を急襲する、眩惑と垂涎の異世界紀行へご招待!
※『断章』と銘打った最初の四つの短編は、ちょっとしたキャラクター紹介風エピソードとなっており、時系列としては本編開始時より後の話になります。
飛ばして本編第1話(26話目)、あるいは断章4(17話目)から読み進めていただいても恐らく大丈夫ですが、『断章』内にも細やかな情報と小ネタを用意致しましたため、できれば飛ばさず上から順にお読みいただくことをお勧め致します。
※独自用語が雑に多数登場しますが、その場で説明の無いものに関しては雰囲気で適当に流して頂いて構いません。
※AI補助利用タグにつきまして、AI の使用は一部食材と調理法、並びに舞台の地理・風土的要素の考証としての利用に留めており、作品設定及び本文には校正・整形を含め一切生成物を使用しておりません。所要時間を考えなければ、紙と鉛筆だけで同じものが書けるという意味合いとなります。
※カクヨム様、小説家になろう様にも同時掲載しております。