あらすじ
あらすじ
王立魔法学院の特待生、リゼット・ローラン。類まれなる魔法の才能と知識を持つ彼女の至上命題は、「いかに他人の仕事を手伝わずに、自分の睡眠時間を確保するか」だった。
しかし、彼女の平穏な生活は面倒事に脅かされることになり...
登場人物(名前と設定)
■ リゼット・ローラン
本作の主人公。王立魔法学院の特待生。
極度の「省エネ主義」で、名誉や評価よりも睡眠時間と読書をこよなく愛する。無能な大人たちの尻拭いを避けるため、意図的に嫌われ役や冷酷な人間を演じている。しかし、「人が死ぬような大惨事」と「取り返しのつかない事後処理」を嫌うため、結局は誰にも知られないところで最悪の事態を防ぐための対策に奔走してしまう不器用なお人好し。
■ クロエ
魔法学院の下級生で、会議の記録係などを務めるおとなしい少女。
誰もがリゼットを「性格が悪い」と批判する中、彼女の行動の裏にある真意と、被害を未然に防ごうとする不器用な優しさに気づいてしまう。リゼットの孤独な背中を見て「私が手伝わなきゃ」と決意するが、その100%の善意が、結果的にリゼットを更なる面倒事に巻き込んでいくことになる。
■ ガルドール教授
恰幅の良い、王立魔法学院の教授で会議の議長役。
威厳を取り繕っているが中身は空っぽで、問題が起きるとすぐに責任逃れをしようとする。
■ メルビル名誉教授
プライドの塊のような老教授。
学院での自分の名声と実績を第一に考えており、安全確認を怠ったまま無謀な魔力計画(時限爆弾)を次々と立ち上げる、一番のトラブルメーカー。