あらすじ
旅芸人一座の看板歌姫を母に持つヴィオラはある日突然、貴族である父のもとへと捨てられた。
引き取られた先は名門ローゼンヴァイス公爵家。しかしそこに彼女の居場所はどこにもなく、庶子であり平民の血を引く存在として冷遇され、やがて『いないもの』として扱われるようになっていった。
そんなある日。
『怪物』と噂されるシューネベルク大公との縁談が、公爵家にもたらされる。
だが正妻の娘である姉アンネマリーはそれを激しく拒絶し、その役目はヴィオラへと押し付けられる。
王命のもと、姉の身代わりとして怪物大公のもとへ嫁ぐことになったヴィオラ。
冷酷で恐ろしい怪物を想像しながら辿り着いた大公城で彼女を待っていたのは、血に濡れた外套を纏う――美しくも危険な男だった。
*3話以降、19時更新を予定。
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