あらすじ
化学メーカーで十年、研究を続けた。成果を出すたびに「計画にない」と潰された。外資に認められ、ようやく転職が決まった帰り道に死んだ。
転生先は剣と魔法の世界、シンラ王国の第三王子。十年後に魔王軍が来る。王位継承の審査で渡されたのは、北の果ての死にかけの領地。貴族たちは「北の墓場」と笑った。
神から貰った運命点1000。自分の強化には一点も使わず、全て領地に注ぎ込んだ。
住民二百人。産業なし。備蓄は来月で尽きる。まずは誰も死なせないところから始める。前世の知識と、風呂と芋と石炭で。
——ただし、同じ運命点1000を持った転生者が、もう一人いる。魔王軍の側に。そいつが何に全振りしたかは、知らされていない。
※表紙画像は生成AIで作成しています