あらすじ
海辺の都市『ベネピカ』。
15歳の見習い漁師『ラビリス』には一つの夢がある。いつか孤児院の院長に聞いた、自分を置いて去った両親の国へ帰ること。
夜明けの捕獲船団の下っ端として働いていた彼は、獲った魚を売るために商団に到着し、神官たちの検問を受ける。
人々の願いを判別する『銀の腕輪』。それが神官の手に触れた瞬間、赤い光と共に警告音が周囲を埋め尽くす。
警告の意味はただ一つ。人間の分に過ぎた過分な願いを抱いたということ。神官たちが定めた規例を外れた罪を犯したということ。
神官長『バルトロマイ』が彼に向かって石を投げ、人々の非難がそれに続く。
そのように積み上げられた石の墓の中で、『真の悪魔』が誕生する。
果たしてラビリスは目の前の壁を越え、両親の国に辿り着くことができるだろうか?
神に自らの運命を問いただすための、黒き悪魔の冒険が今始まる!