あらすじ
雨の夜、カフェlapin。
はす向かいの離れた席から、理久の冷ややかな視線が琉棪に注がれる。
言葉はほとんどない。
ただ視線が触れた瞬間、蒼い鎖がゆっくりと肌を這い始めた。首筋から鎖骨へ、腕を越え、背中を横切り、胸元を締めつけ、全身を優しく、しかし容赦なく這い回る。
琉棪の吐息が乱れ、肌が紅潮し、下腹部や太ももの奥に熱が残る。
まるで犯され、深く達せられたあとのように——体の芯が熱く溶けていく。理久は冷ややかに微笑みながら、焼印の熱や首を絞める圧迫を思い浮かべ、触れず、壊さない程度にたっぷりと愉しむ。やがて理久は静かに去る。
カフェlapinは何も変わらない静寂に包まれるが、
2人にしか分からない、歪んだ鎖の甘い余熱だけが、密やかに残っていた。
ブルーレジェンド
琉棪と理久の番外編