あらすじ

雨の夜、カフェlapin。 はす向かいの離れた席から、理久の冷ややかな視線が琉棪に注がれる。 言葉はほとんどない。 ただ視線が触れた瞬間、蒼い鎖がゆっくりと肌を這い始めた。首筋から鎖骨へ、腕を越え、背中を横切り、胸元を締めつけ、全身を優しく、しかし容赦なく這い回る。 琉棪の吐息が乱れ、肌が紅潮し、下腹部や太ももの奥に熱が残る。 まるで犯され、深く達せられたあとのように——体の芯が熱く溶けていく。理久は冷ややかに微笑みながら、焼印の熱や首を絞める圧迫を思い浮かべ、触れず、壊さない程度にたっぷりと愉しむ。やがて理久は静かに去る。 カフェlapinは何も変わらない静寂に包まれるが、 2人にしか分からない、歪んだ鎖の甘い余熱だけが、密やかに残っていた。 ブルーレジェンド 琉棪と理久の番外編

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カクヨム
カクヨム2026/04/02
  • 現在の作品蒼い鎖の甘い残熱