あらすじ

「初めまして。ユウです。現在、知恵熱で鼻血を出しながらお湯を沸かしています」 「……なあユウ。ただの湯沸かしに、そこまで高度な術式を組む必要はあるのか? また知恵熱で倒れられても、オレはもう運んでやらないぞ」 「お言葉ですがノエルさん。泥まみれの野宿なんて人間としての尊厳に関わります。魔王の首より、まずは温かいお風呂の確保が最優先課題です。……あ、ノエルさん、そこのお肉焦げてますよ。剣の腕は一流でも、お肉を返すタイミングは三流ですね」 「……誰のせいで肉から目を離したと思ってるんだ。文句を言うなら、今日の夕飯はお前の分だけ黒焦げにするぞ」 「それは困ります。術式の構築には膨大なカロリーが必要なんです。焦げた部分はノエルさんが食べてください」 「お前なぁ……」 これは、理不尽な『魔の樹海』に放り出された平凡な高校生が、極限まで研ぎ澄ませた知覚と持ちうる知識をフル活用し、自分なりの魔法の理(ことわり)を築き上げていく物語。 呆れる凄腕剣士と共にひたすら快適な生活を目指してマイペースに旅をする、少し変わった異世界冒険譚。 ※こちらは『黒の救世主〜マイペースな識の魔導師は今日も我が道を往く〜』のリメイク版になります。内容は前作とほとんど別物なので、前作を知らない方でも安心して読めるようになっております。

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小説を読もう2026/04/02
  • 現在の作品【一時休止中】異邦の迷い人は浪漫の旅路を歩みたい 〜死の淵で覚醒した「知覚」と先人の遺した「万象の理」で紡ぐ新たな軌跡〜