あらすじ

公爵令嬢、レティシア・マリラズネルは部屋の片付けが嫌いだ。 いや、それどころか、家事全般全て無理だ。 部屋を片付けようとすれば大好きな本で作ったタワーに埋もれ、料理をしようと包丁を握ったならば指が切れ、火を付けたなら真っ黒になり、洗濯をしようとすると泡に埋もれ更にはびしょびしょになるし、刺繍は自分の指を指す健康法だと考え出す始末である。 社交界の女としての一種のステータスである『家事』ができない彼女は、 こう言われている。 『廃人令嬢』 と。 ラピスラズリ王国第十王子、カイル・デイ・ラピスラズリは、前王の女好きにより使用人との間に生まれた卑しい身分の子、と言われていたため、母と下町で密かに暮らしていたため、家事がすごく得意。 社交界では 『スパダリ王子』 と呼ばれている。 こんな正反対な二人が婚約し、王都には、また新しい風が吹きこむ。 まあ、レティシアがカイルに怒られるギャグと言っても過言ではないが。 これは、本に埋もれて生きていきたい廃人令嬢と、オカンタイプのスパダリ婚約者様に家事を教え込まれ、片付けをしろと怒られる、要はお家大戦争である。 カイルの怒声が今日も公爵家に響く…

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小説を読もう2026/04/02
  • 現在の作品廃人令嬢とスパダリ婚約者様