あらすじ
第X宇宙…巨大惑星【クロノス】最深部
ビービービービー!!!!!
ドンドンドン!!!!
「っ、愛逢 兎人!!隔壁を開けろ!!!!」
「おいおいマイケル。そう騒ぐなよ…わたしは長いションベンしなきゃなんだ。さっさと大事な家族とランデブーしてこい、アホ共が!」
「っ、マイケルって誰だよ!?クソ…爆薬はまだか……」
わたしだってこんな事したくないんだぁよ。一目散に逃げたいし、ぶっちゃけ死ぬまで楽して、人参ガブってたかったからな!!
鏡で今の自分を見たら、パスワードが分からないからって、ひたすらパソコンのキーボードを破壊するくらいの速度で、停止信号プログラムを送り続けてるだろうけど。
「マジで誰だぁよ…セキュリティがゲロヤバい最深部にぃ、こんなふざけた時限式の自爆システムを設定出来た天才バカは!?!?」
正直…人類なんてどうでも良かったから、やんなきゃ良かった…かな!?かな!?!?でも、このままじゃ全人類、滅亡すっぞ…家が、友が、恋人…金が…ああもう!みんな、煩い!!
くぅぅ……おい、地獄の底で見てるなら…ここで言っとくんだぁよ。
「顔も名前も知らないわたしを造った童貞野郎か腐れビッチ。対惑星破壊兵器に、ご大層な体という名の以心伝心装置と、心という名の自我なんて、不必要な機能を搭載してんじゃねーぞ、クソッタレ!!!!」
Warning!!!!
The planetary self-destructsequence has been activated
I repeat, the self-destruct sequence has been activated This sequence cannot be aborted
Serves you right :)
「このレバーかっ!!!」
バキッ
ビービービービー!!!!
「ち、違うんかいぃぃぃ…!!!!」
ビービービービー!!!!
「うっせえ!!!!ちょっと黙るだぁよ!!!!!」
バキッッ!!!
「お。うるさくなくなった♪これで集中出来」
…………ビービービービー!!!!!
Warning!!!!Warning!!!!Warning!!!!
120 seconds left until self-destruction
Serves you right again \(^o^)/
意味は分からないけど、不思議と内容を理解出来たわたしは、遂に壊れかけのパソコンから指を離し、目を閉じた。
「ダメだこりゃ…」
パスワード。パスワードさえ…分かれば。
でもヒントも何もないし、探す時間もなさそうだし、分からないしの2段構え。
『ミミ』
「わたしが、自爆したら何とか…なるかなぁ…なぁんて……え?」
惑星にいる人々の混乱する声が、激しくわたしの中で渦巻く中でも…確かに声がして、目を開けると、視界が切り替わって………