あらすじ
夜の散歩中にふらりと入ったバーで、私はそのオジサンに出会った。
「──ねえ、僕が奢るから、これからたまに飲みに行こうよ」
特にタイプの男性ではなかったけれど、私は頷いた。
──寂しかったからだ。
オジサンは私と飲めて嬉しい。
私は奢ってもらえて嬉しい。WIN─WINの関係だ。
私はオジサンの身の上を聞いて、うんうんと頷く。
すると、彼はいつも嬉しそうに『可愛いなぁ』と笑った。
そして、彼は5回目に飲みに行った後にこう言った。
「ねえ、もし僕がこの後ホテルに誘ったら寝てくれる?」
言い淀む私に彼が言った言葉は──。