あらすじ
権力を持つ者は尊敬されるが、その尊敬は憎しみにもつながり、憎しみの根底には恐怖が潜んでいる。
混沌の神は、他の11柱の神々が到底及ばないほどの強大な力を持つ存在だった。彼らは皆、混沌の神を尊敬していたが、同時に恐れてもいた。
彼の力は、現実世界そのものを破壊する力を持っていた。彼を倒せるのはレギュレーターただ一人だが、その居場所は誰も知らない。
光の神ルシファーは、混沌の神エフラクシスさえも打ち倒せる武器を創造した。エフラクシスほどの強大な神を倒せるほどの剣は、一体何でできているのだろうか。神々の評議会室の床に横たわるエフラクシスの心には、そんな疑問が渦巻いていた。
横たわるエフラクシスに、いわゆる友人ルシファーが何かを囁いた。その言葉は、エフラクシスの血を、実に長い間ぶりに沸騰させた。彼は死ぬ前に、必ず戻ってきてルシファーと彼に付き従う神々を皆殺しにすると誓った。
彼の誓いは聞き届けられ、目覚めた時、彼はモーニングスター家の人間として生まれ変わっていた。その姓はルシファーのものである。敵の家族に生まれ変わったという事実に、彼は激しい怒りを覚えた。
しかし、そもそも敵に家族などあるのだろうか。彼の頭の中には疑問が次々と湧き上がったが、一つだけ確かなことがあった。自分を裏切った神々を、どんな手段を使ってでも殺す。そのためには、武器を取り戻さなければならない。混沌の剣、ヘイブンヘルを。彼は二度目のチャンスを与えられた。決して無駄にはしない。