あらすじ
「私って、ツンデレ?だと思うの」
お前がソファで俺の腹の上に乗りながら言うことか?
義妹のユキノ。ユキヒョウ獣人の高校二年生。
親の再婚で兄妹になって三年。暇さえあれば抱きついてくるし、お菓子は口まで運ばないと食べないし、俺のペットボトルの口をつけた場所を回して飲む。他の女がそばに来れば、でかい尻尾がぶわっと逆立って無言の威嚇。
——お前のどこがツンデレだよ。
匂いチェック。無言の添い寝。俺の服を勝手に着る。俺の抜けた髪の毛をコレクションしてる。
全部「ツンデレ?だから」で押し通すつもりらしい。
顔はクールなのに、ばかでかい尻尾が全部バラしてる。ご機嫌の時はぶわんぶわん。嫉妬の時はぶわっと逆立ち。俺の腰に巻きつく時は甘えたい時。
嘘つけ。お前はツンデレじゃない。ヤンデレだ。
——そう言ったら最後、「ヤンデレって、お兄ちゃんを襲ってもいいんだよね?」と返された。
違う、そうじゃない。