あらすじ
歴史的な大戦争の末、世界を救った大魔導士「エルサ」は、戦友に看取られながら幸福な最期を迎える。来世では、戦争とは無縁で、どうか平凡に生きられますように。と、願いながら…。
しかしそんな願いも虚しく、前世の記憶を取り戻したエルサは500年後の敵国で、末っ子皇女「アンジェリカ」に転生していた!
皇族なんて平凡とは程遠い。なんとかしてこの生活から抜け出さなくては…。そう思ったのも束の間、皇帝から溺愛されて逃げ出せない!?
唯一の希望は、アンジェリカがデビュタントを迎える4年後に行われる、皇位後継者選定の儀。ここで皇位継承者に選ばれなければ、皇族を追放されるという残酷なしきたりに縋るしかない。
…ありがとうございます!「無能」なアンジェリカはさっさと追放されて、どこかで平凡に暮らします!
と、思ったのに、前世の「大魔導士」としての記憶がアンジェリカの計画の邪魔をする!
「やめて下さいお兄様、そしてお姉様、私は皇位継承なんてちっとも興味ありません!!」