あらすじ

これは3年前のお話。 花と蝶に囲まれて、のんきに飛び回ってた妖精がおりました。 名前は 《らぬ》 ある日、好奇心でふらっと入った人間の世界で、 いたずら好きな魔女に見つかってまって 「妖精?久しぶりに珍しいものみたわ。おもろいことしたいわねぇ。あ!そうだ!絵画に閉じ込められるのはどうかしら?」 ――ポンッ。 気がついたら、らぬは一枚の絵画の中に 閉じ込められてしまったのです。 時が経つとその絵は人間に見つかり、 はじめは髭の長いおじさんに市場で売られ、 市場でお金持ちに買われ、気づいたらそのお金持ちに なぜか美術館に受け渡され 「正体不明・でもやたら可愛い作品」として展示されることに。 ところがどっこい。 絵画の周りには花は咲くし、蝶は飛ぶし、 たまに描かれた妖精のポーズ変わっとる気もする。 結果―― そうしてその絵には、 ちょー“たかね”の値段がついてしまった。 それから、その妖精は人々に《宝値らぬ》と呼ばれるようになった 本人は今日も絵の中で、 「早く、外出たいな〜」 とか思いながら、元気にニコニコ過ごしている。 人間と仲良くなりたいがために、全員お友達にするべく世界征服を考えながら。 美術館で出会った少女と共に、奮闘する妖精の物語。

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小説を読もう2026/04/01
  • 現在の作品絵画に閉じ込められた妖精ですが、お友達を作るために世界征服します!