あらすじ
私立凛音学園に通う高校生の榊和葉(さかきかずは)は、いつも音楽を聴いている。
人の声は信用しない。言葉は何も変えなかった。何度訴えても、何度助けを求めても、世界は変わらなかった。
だから、和葉は無口になった。
話すことをやめ、期待することをやめた。
──ただ一人を除いて。
幼馴染の一条綺羅羅(いちじょうきらら)だけは違った。
自分の生きる世界に似合わないくらい優しい存在。
そんな綺羅羅には誰にも言えないとある秘密があって...
これは、静かな少年とうるさいほど優しい少年のすれ違いから始まる恋の物語。