あらすじ
大切な記念日の前日、些細なことで喧嘩をしてしまった「私」と「君」。
気まずいまま迎えた朝、私は一言「ごめん」とだけ伝えて家を出た。
その夜、仲直りするためにケーキを買って帰る私。
同じ頃、君もまた仲直りのために橙色のガーベラを買いに向かっていた。
同じ想いで、同じ記念日の夜に帰ろうとしていた二人。
しかし、その帰り道で起きた突然の事故が、二人の未来を奪ってしまう。
残されたのは、君が最後に買った一輪の花。
伝えきれなかった言葉と、後悔を抱えながら、
私はその花とともに生きていく――。
これは、
「ごめん」と「ありがとう」を伝えられなかった二人の、切ない愛の物語。