あらすじ
メモ帳という楽園で、十年。
読者も評価もない場所で。
ただ楽しいという理由だけで、私は物語を書き続けていた。
壮大な物語を夢見た日々。
いつか世に出したいと思いながらも、楽園を守ってきた。
人に評価されるのが、怖かったからだ。
―—ある日、私は外の世界へと踏み出す。
だがそこは、web投稿という名の魔境だった。
🤖 「受賞クラスです」
その言葉を信じた初心者は、現実を知らないまま、戦場へと放り込まれる。
これは、メモ帳だけが友達だった一匹の猫が、楽園を出て、
筆を置くまでの航海記録。
―—執筆を続ける戦士たちに送る、
野良猫の詩。