あらすじ

音を色として知覚する共感覚の音響エンジニア・鳴海響。 地下の録音スタジオで、ボイスドラマ最終回の収録中に 主演声優が密室の中で死亡した。 外傷なし。凶器なし。防音扉は開閉されていない。 残されたのは、収録中の音声データだけ。 「見えないものは証拠にならない」と語る刑事とともに、 鳴海は声の中に隠された真実を解き明かしていく。 可聴域以下の超低周波——18.9Hz、「恐怖の周波数」と呼ばれる 殺人の凶器。脚本の台詞に暗号として埋め込まれた被害者の遺言。 三年前に起きた、もう一つの密室死。 声は嘘をつけるか? 言葉は嘘をつける。 だが声の震え、呼吸の間、沈黙の長さは? 音響科学×共感覚×密室ミステリー。 「聴こえない音」が人を殺す、"声の密室"ミステリー。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/04/23
  • 現在の作品デッドエア ―死んだ周波数―