あらすじ

〝雨〟によって荒廃した近未来。  そこには〝武装雨傘(アームドシルム)〟で戦う特殊部隊の姿があった。  西暦二〇〇〇年――世界各地で、赤い雨が降った。  のちに弋雨(よくう)と呼ばれるそれは、多くの生物の体組成を変異させ、弋雨獣(よくうじゅう)と呼ばれる異形へと変貌させた。  人類はこの「天敵」に対し、その生存域を大きく後退させる。  明確な対抗手段が出来上がる頃には人類の総人口は、十分の一にまで減少。  生き残りは雨と獣をしのげる防雨都市「イグルー」を建造し、そこに穴熊を決め込むことで、どうにか絶滅を免れていた。  ――そんな時代。  日本弋雨対策局では、意図的に弋雨因子を人体投与し、それを一定の浸蝕率で制御する技術を考案、実用化。 「ヨクイガミ(弋喰神)」と呼ばれる、対弋雨強化人間を作り出し、彼らによる特殊部隊を発足した。  西暦二〇八七年。  日本弋雨対策局・三河支局。  新人ヨクイガミである青年・樋渡シグレは、己の教育係である女性ヨクイガミ・神代ヒサメと初陣に挑む。  他人を寄せ付けようとしないヒサメと、そんな彼女の寂しげな瞳を放っておけないシグレ。  シグレはいくつかの死線を越えていく中で、周囲から「死神」と揶揄されるヒサメの凄絶な過去を知る。  そしてシグレ自身にも、ヨクイガミとして戦う理由があった――。 ※ゴッドイーター、デス・ストランディング2、ブラック・ブレットなどの影響を色濃く受けています。  そういったお話が好きな方に刺さればこれ幸い。  以前、別名義で小説家になろうで連載していた「滅葬のブラッドアームズ(集英社ライトノベル新人賞にて一次通過した作品として、今も記述がヒットすると思います)」を、今の私の手でリメイクしようという魂胆です。 ※  習作として置いてある「弋喰神 ― ヨクイガミ ―」を下敷きに改稿しつつ、次は心を折らずにゆっくり成果を見守っていこうと思います。  第一章部分は弋喰神のときの原稿に改稿、加筆、一部修正を加えたものとなります。

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カクヨム2026/04/22
  • 現在の作品滅葬のアームドシルム