あらすじ
「遅かったわね。……罰を受ける覚悟は、できているかしら?」
放課後の生徒会室。鍵のかかった密室で僕を待っていたのは、学園の絶対君主である生徒会長・優奈。
眉目秀麗、冷静沈着。誰もが畏怖する彼女が、二人きりの「聖域」では、蕩けるような小悪魔の顔を見せる。
「こちらに来なさい。もっと、私の体温が感じられるほど近くへ」
重厚なマホガニーのデスク。アールグレイの香水の匂い。
彼女の膝の上に座らされ、耳元で囁かれるのは、抗うことのできない甘い命令。
背中に触れる彼女の熱量が、理性を静かに、けれど確実に溶かしていく。
外を通りかかる生徒たちの足音。見つかってはいけないという緊張感。
規律を司る彼女と綴る、校則違反の特別指導。
「あなたの全部、私に教えなさい。1文字も残さずにね」
夕闇に沈む生徒会室で、僕たちは夜の帳が降りるまで、終わることのない秘密の会議を続けた。